Claire(トモ)のブログ

語学力ゼロ、コネもない状態からのスタート。まったく海外とは縁のない状態からでも海外で生活することはできる。飛び込んだ先は、レベルアップの楽園が広がっている。人との出会いの数だけ好きな国が増えていく。海外で生き抜くための情報を発信しています。

人から注目されることを恐れるな!



こんにちは、トモです。


中国語を自分なりに満足するまで学習したので、
現在は並行で英語も学んでいます。


昨日たまたま、駅で電車を待っていたとき、
欧米人らしき人に道を聞かれました。


「このラインでOKですか?」と
片言の日本語で声をかけられました。


相手の目的地がよく分からなかったので、
「どこに行きたいの?」と英語で質問しました。


そこから、英語での会話をスタートしました。

渋谷で乗り換える必要があるよ。
1本待って次の列車に乗ったほうがいいよと。


アドバイスをしたのですが・・・


どうやら急いでいたらしく、聞き入れてもらえることなく、
より時間が掛かる各駅停車の列車に乗って去って行きました。


去り際に手を合わせて「ありがとう」と言ってくれました。


「それってタイの挨拶じゃない!?」と
思わずツッコミたくなりましたけどね。



会話といっても簡単な表現だけを並べただけです。


そのときは、目の前にいる相手だけに
集中してたのでまったく気づかなかったですが…


「かなり色んな人が見てましたよ。」
一緒にいた友達があとで教えてくれました。



あぁ、やっぱり注目されるものなんだと、
あらためて感じる出来事でした。


留学などをしていてもそうなのですが、
なぜか日本人は日本人が話していると…


やたらと聞き耳を立てしまうのです。

僕自身も、誰か日本人が外国語を話していると、
本当に無意識で注目してしまうのです。


そのことを自分でも気づいているから、
自分が話しているときにふと周りを見渡すと


「あっ、今見られているな」と感じるときがあります。

そのときに、ちゃんと発音を意識して、
文法も間違えずに言わないといけないと
最初のときは、見栄を張ったりしていました。


面白いもので、そういった考えを持っているときは、
全然言葉が出てこなくなります。

周りばかりに気が散って、
目の前の人に集中できなくなるから。



このことに気づいてからは、
会話するときはあまり周りを意識しないように
心がけるようにしました。


周りの人は観客だと思うようになりました。


リングの上に立っている人間しか
本当の気持ちは分かりません。

あなたが会話の場に出れば、
必ず周りから見られます。


日本であれば、英語を話せばなぜか注目されます。


中国語で話していれば、チラチラっと見られます。


男性が女性を見るときと一緒です。

ばれないようにチラっと見てますが、
あれはほとんどバレています。

たとえ死角に入っていても、

人の視線というのはなぜか感じとれるものです。



なにか言われているかもしれませんし、
見ながらチェックされているかもしれません。


最初は僕もあまり見られるのは好きではありませんでした。


でも、最近はどうでもいいかなと思うようになりました。


というか、当たり前になったので、
気にならなくなったという感じです。


僕達が本当に向き合わないといけないのは、
目の前の相手です。


見られることを気にしていたら、
言語を実践することはできません。


残る方法は、オンライン英会話などで、
部屋の中でやるしかありません。


それでも先生からは見られてしまうので、
完全にゼロというわけにはいきません。



外からはいくらでも好きなように言えます。

実際の気持ちや感情は、
リングの上に立った人間しか分かりません。

スポーツの観戦と同じです。
観客席からは好きなように言えます。


「もっと、あそこでグッと力を入れないと!」
「今のところはもっとラッシュをかけるべきでしょ!」


いざ、リングに立って同じようにできるかというと、
ほとんどの場合はすくんで動けなくなるでしょう。

バッターボックスで固まる自分が、
容易に想像つきます。



言語を学んで、実践するとき、
人の目が気になってしまう瞬間があると思います。


性格的に注目されたい人は、
「もっと、俺を見てくれ!」となるかもしれません。


あんまり注目されたくないと思っていると、
そのことが実践する上での足枷になってしまいます。


でも、気にしないでください。

外野は好き勝手言えるのですから。


あなたの気持ちや感情は、
その場にいる人しか分かりません。


学び始めのときは、特に気にしてしまいます。


「私なんかが話しかけていいのかな。」
「伝わらなかったら、注目されてしまいそう。」


たとえそれで失敗してもいいじゃないですか。
命を取られるわけではありませんし。


ただ、人を横目で見ている人より、
ビビりながらでも1歩踏み出したあなたのほうが、
僕には輝いて見えます。


誰のために学ぶのか。
そこだけは常に忘れてはいけません。

あなたが1歩でもレベルアップできる道が
目の前にあるのなら迷わず進んでください。


周りの目に合わせることに
どれだけの価値があるのか1度考えてみてください。

あなたの気持ちを押し殺す必要はないと思うのです。


1歩踏み出せばその数だけ人から
羨望の眼差しが向けられるのです。

その視線を背中で感じながら、
自分の道を突き進んでほしいなと思います。



僕が言語の話をするとき、
勉強法のことばかり言わないのには理由があります。


言語を使うことに対して、
精神的なブロックが存在している場合が多いからです。


どうやって効率的にインプットするかよりも、
まずはそのブロックを取り除かなければいけない。

実践をためらう時間が長いほど、
あなたの上達が遅れてしまうからです。


そのリミットを外すことを意識すれば、
その分だけ早く上達の喜びと、
言語を使う楽しみを感じられるようになります。



なので、同じことを何度もくどくどと
伝えてしまうのです。


人の目に惑わされて遠回りするのは、
絶対に避けてください。

自分で試行錯誤して、遠回りするのは
本当の意味での実力がつくのでむしろ歓迎するべきことです。

ときには、自分の心の声に耳を傾ける時間を
取ることをオススメします。



では、また更新します。



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