Claire(トモ)のブログ

語学力ゼロ、コネもない状態からのスタート。まったく海外とは縁のない状態からでも海外で生活することはできる。飛び込んだ先は、レベルアップの楽園が広がっている。人との出会いの数だけ好きな国が増えていく。海外で生き抜くための情報を発信しています。

言語の知識は自分だけのために学ぶものではない



こんにちは、Claireのトモです。



言語の上達が加速するのに
必要なことはなんだと思いますか?


爆発的な加速を生むためのきっかけとなるもの。



文法だと思いますか?


それとも、発音やリスニングなどの技術でしょうか?



実は、もっとシンプルなものです。



それは、人との出会い。



僕の中国語が爆発的に伸びたとき。
英語が日常会話レベルまで到達したとき。


その両方の影には、人との出会いがありました。


それらの出会いに共通していることは、
僕自身がその相手に非常に興味を感じていたことです。



どこかで聞いたことがあるかもしれませんが、
言語を身につけるには、現地の人と付き合うこと。


俗にいう、異性に対しての興味の場合もありました。



そうではなく、単純にもっと深く話してみたい。
そういう場合もありました。


相手のことを理解したいと思ったときに、
言語を本気で学ぶモードにスイッチが切り替わります。



僕の場合は、人に興味を感じるタイプなので、
相手のことを理解したいと思うと、質問がガンガン浮かんできます。


当然、学びはじめの段階では、
どうやって中国語や英語で表現するのか分かりません。


なので、伝えるために必死で頭を働かせます。


伝わりやすいフレーズを探してきたり、
自分の伝えたいニュアンスにあった単語を見つけようと努力します。



話す相手をイメージしているからこそ、
学ぶことにも積極的になります。


伝えることに本気になります。



文法が合ってるかどうか以上に大事なことです。



自分が言いたいことを伝わりやすくするため、
相手の言ってることを理解する手助けとなるのが文法です。


ただ、淡々と文法だけを意識して、
発音だけをキレイに話しても


そこには価値のあるコミュニケーションは生まれません。



文法や発音、ボキャブラリー(語彙力)などは、
コツコツと学んでいけば必ず身につきます。



「この表現で文法間違ってないかな?」
「俺の発音、どこかおかしくないかな?」


意識して、身につけようとするのは大事です。


ですが、その部分だけにとらわれると、
コミュニケーションのための言語ではなくなります。


それは、ただの答え合わせ。



言語を学ぶには時間がかかります。


多くの時間をかけて、文法のルールを覚えて、
単語の使い方を暗記して…


たくさんの労力をかけて学んだものを、
ただの答え合わせで終わらせてしまうのは勿体なさすぎます。



答え合わせよりも、大事なことがあります。


自分の気持ちを伝える。
相手の気持ちを理解しようと努める。


そのために言語を使っていく。



そう考えたときから、
コミュニケーションがひとつ上の段階に登ります。



「意味が分かればいいや」というレベルで
満足しないでください。


文法の仕組みを理解する。
リスニングを高める。
発音を磨く。
単語量を増やす。


他にも色々ありますが、
それ自体を目的にするのではなく、


コミュニケーションを深めることを目的にする。


そうすると、文法などの知識も
相手を理解し、伝えるために必要なものに変わります。



自分で重要だと認識したものは、
しっかりと頭に残るようになります。


なんとなくやっておかないと。
人にやれと言われたから。


そういったものは、なかなか記憶に残りません。



あなたの学ぶ労力、
貴重な時間を無駄にしないためにも


コミュニケーションに繋げることを意識して、
言語を学んで欲しいと願っています。



次回の記事で、僕が中国語を本気で学ぶきっかけとなった
出会いについて書いていきます。



感想・質問などをお待ちしております。



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